外食で安心できたお店の共通点|アレルギーっ子の親が教える店員さんの対応

外食

外食は、アレルギーのある子どもを持つ親にとって、ちょっとした冒険のようなものです。「今日は大丈夫かな」と期待と不安が入り混じる気持ちで、お店に足を踏み入れることも多いのではないでしょうか。そんなとき、店員さんの対応ひとつで、その日の外食が「また来たい」と思える体験になるか、「ちょっと心配」という気持ちが残るかが決まってきます。

アレっ子ママ
アレっ子ママ

今回は、私たちアレルギーっ子の親が、実際に店員さんの対応で「ここは安心できる」と感じるポイントをお伝えします。

誠実に向き合ってくれるか

親が一番安心するのは、店員さんが真剣に話を聞いてくれることです。

アレルギーのことを伝えたとき、「かしこまりました」とすぐに対応してくださる姿勢や、しっかりと目を見て話を聞いてくれる様子は、それだけで「この人に任せても大丈夫かも」と感じられます。反対に、忙しそうにしていたり、「多分大丈夫だと思います」といった曖昧な返答があると、やはり不安になってしまうものです。

子どもの体に関わることだからこそ、親は店員さんの表情や言葉遣いに敏感になります。誠実さは、特別なマニュアルがなくても伝わるものだと感じています。

適当に答えず、確認してくれる姿勢

店員さんが即座に答えられない場合でも、「確認してきます」と厨房に聞きに行ってくれると、本当にありがたいです。

「わからないことは確認する」という姿勢は、当たり前のようでいて、実はとても大切なことです。忙しい時間帯であっても、きちんとキッチンに確認してくださるお店は、信頼感が違います。逆に、「多分入ってないと思います」といった推測での返答は、親としてはとても不安で、その商品は注文できません。

以前、あるレストランで卵アレルギーのことを伝えたとき、店員さんが「少々お待ちください」と厨房まで確認に行ってくださったことがありました。その時は5分ほど待ちましたが、「お待たせして申し訳ございません。このメニューは卵が入っていますが、別のメニューでしたら対応できます」と丁寧に説明してくださり、とても安心できました。

アレっ子ママ
アレっ子ママ

確認に時間がかかっても、曖昧な返答よりもずっと信頼できると感じたのを覚えています。

わからないことは「わからない」と言ってくれる

知らないことを知らないと認めるのは、勇気がいることですが、アレルギー対応においてはそれがとても重要だと思っています。

「申し訳ありません、詳しい成分については即答できないので、確認してきます」とはっきり言っていただけると、無理に注文せずに少し待ったり、急いでいれば別の商品を検討することもできます。曖昧な返答で注文してしまうよりも、ずっと安全です。

また、「アレルギー対応メニューはこちらになります」「付け合せの〇〇を別のものに変えましょうか?」などと代替案を提示してくださるお店もあり、そういった対応は本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。

無理のない範囲での対応を伝えてくれる

お店によっては、アレルギー対応が難しい場合もあります。そんなときに「当店では対応が難しいです」とはっきり伝えてくださることも、誠実な対応だと感じます。

アレっ子ママ
アレっ子ママ

中途半端に対応しようとして、かえってリスクが高まるよりも、できないことはできないとお伝えいただいた方が、親としては安心です。そのお店では食べられなくても、「誠実に対応してくれた」という印象が残ります。

一つ一つ丁寧に調べてくれる姿勢

厨房まで行って、実際に使っている食材や調味料を確認してくださる対応は、本当にありがたいものです。

以前、あるカフェで乳アレルギーのことを伝えたとき、店員さんが「少しお待ちください」と厨房へ行き、戻ってきたときに手書きのメモを見せてくださったことがありました。「このメニューで使っているソースのラベルにある原材料表をメモしてきたんですけど」と、実際の商品パッケージに書かれていた原材料を一つ一つ書き写してくださっていたのです。

その手間をかけてくださったことが嬉しくて、「ここまでしてくれたんだ」という安心感を覚えました。口頭で「大丈夫です」と言われるよりも、実際に確認してきちんと相談してくださったように感じ、本当に信頼できると感じました。

また、アレルゲン表を用意しているお店も増えてきています。メニュー表とは別に、食材ごとのアレルゲン情報が一覧になっているものです。こういった資料があると、親自身で確認しながら選べるので、とてもありがたいです。

厨房との連携がしっかりしている

注文を受けた店員さんが、厨房にもアレルギーの情報をしっかり伝えてくださっているかどうかは、とても大切なポイントです。

料理を運んできてくださる際に、「こちらは卵を使わずに調理したものです」と一言添えていただけると、「ちゃんと伝わっているんだな」と実感できます。厨房とフロアの連携がスムーズなお店は、全体として信頼できる印象があります。

また、料理を提供する直前に「念のため確認ですが、お子さまは卵アレルギーでしたよね?」と再確認してくださるお店もありました。こうした二重チェックの姿勢には、本当に頭が下がります。

「困ったら教えてください」という言葉

店員さんから「何かあればいつでもお声がけください」と言っていただけると、それだけで気持ちが楽になります。

外食中は、「もし何かあったらどうしよう」という不安が常にあります。そんなとき、店員さんが「何か気になることがあれば、遠慮なくおっしゃってくださいね」と声をかけてくださると、「困ったときには頼れる」という安心感が生まれます。

アレっ子ママ
アレっ子ママ

こういった一言は、マニュアルにあるかどうかではなく、店員さんの気遣いから出てくる言葉だと思います。こうした温かい対応に触れると、「また来たい」と自然に思えるものです。

まとめ:安心して外食を楽しむために

アレルギーっ子との外食は、親にとって少し緊張する場面でもありますが、店員さんの誠実な対応があれば、安心して楽しむことができます。

確認を怠らず、わからないことははっきり伝えてくれる姿勢、手書きメモやアレルゲン表での丁寧な説明、そして「困ったら教えてください」という温かい言葉。こうした対応は、特別なことではなく、ひとつひとつの小さな気遣いの積み重ねです。

私たち親も、お店の状況や対応の限界を理解しながら、お互いに歩み寄ることが大切だと感じています。そうすることで、外食がもっと楽しく、安心できるものになっていくのではないでしょうか。

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