allergy-daysアレルギー・デイズ
〜小麦&卵&乳製品アレルギーの息子を育てる
アラフォーワーママ奮闘記〜

食物アレルギーを持つ子供と外食をしようと思った時、「食べられるものあるかな?」「どの店に入ったらいいかな?」と迷いますよね。

大手ファミレスチェーンを中心に、アレルギー対応メニューやそれに準ずるメニューを調べてみました。

小麦・卵・乳製品アレルギー持ちの3歳息子と訪れた感想も交えながらご紹介します。

アレルギーがあっても頼める商品が多いファミレス

ガスト

クーポンなども頻繁に出ていてお財布に優しいガストさん。時期によっては低アレメニューのクーポンが出ているなんてことも・・・!(歓喜)

我が家はガストさんに大っっ変お世話になっています・・・!

低アレルゲンメニュー

低アレルゲン ハンバーグカレープレート
低アレルゲンラッキー ハンバーグカレーライス【おもちゃ付き】
低アレルゲンプリン

低アレプレートでもポイントが貯まってグッズと交換できる

対象のお子様メニューを頼むともらえるポイントでアンパンマンのグッズと交換できるというすかいらーくグループの神企画「アンパンマンクラブ」。

こういうのって通常のおこさまメニューが対象で、低アレルゲンメニューは対象外だったりするところが多いんですが、ガストさんは低アレプレートも同じポイントが貯まるんです!これは本当に嬉しい。

うちは一人っ子ですが、兄弟がいるアレっ子だったら二人分必要ですもんね。

低アレプリンは息子のお気に入り

小学生以下限定ですが、デザートとして低アレルゲンプリンがあるのは嬉しいところ。

息子はこのプリンが好きで毎回食後に「プリンたべたいなぁ〜」とおねだりしてきます。

正直、卵・乳製品がNGなのに外出先でプリンが食べられるなんて思っていなかったので、ついつい注文してしまいます。

ガストはクーポンが豊富なので、クーポンでお得に食べた分と思うと、追加注文もそんなに悪い気はしないのです。(←まんまと策略にハマってる人)

他に注文できそうなメニューは?

サーロインステーキ(ソース除く)
ミニねぎとろ丼(醤油除く)
山盛りポテトフライ(ソース除く)
白玉あんみつ
抹茶ゼリー

他の8品目不使用メニューとして、キムチ・ライスも注文できます。

サーロインステーキはソースに小麦・乳・卵などが使用されていることが多くありますが、塩こしょうなどで味付けすれば十分おいしく食べられるのではと思います。

デニーズ

デニーズと言えば「いらっしゃいませ!デニーズへようこそ♪」ですね。

デニーズは公式アプリでクーポンが出ています。低アレメニュー単独のクーポンはないのですが、「会計から◯%引き」などが出ることもありますので要チェックです。

低アレルゲンメニュー

低アレルゲンプレート (りんごジュースつき)
低アレルゲンケーキ

プレート2種の違いは「ごはん」か「パン(米粉パン)」かという点です。

ハンバーガー好きの息子は即答でバーガープレートをオーダー。興奮しながらパンにハンバーグを挟んでいました。

それ以外で注文できそうなメニューは?

葛まんじゅう
フライドポテト※小麦使用

うちの息子の場合、小麦は少量なら食べられるので、デニーズのフライドポテトはOKでした。

他のメニューとしては、みそ汁やライスも8品目不使用です。(※東海地方の赤だしみそ汁が提供されるエリアは小麦を使用しているようですのでご注意を!)

しっかりとした管理体制

デニーズで低アレルゲンメニューを頼むと、すぐに「低アレを注文しました」という内容のパウチされたボードを渡されます。

パウチには注文したメニューの写真が載っていて、商品が出来上がって提供される際に、店員さんが持ってきたものがその写真と同じかどうか確認してから、パウチと商品を交換するという仕組み。

誤提供がないように、という管理体制を感じ、安心して食事ができます。

低アレケーキはちょっとしたお祝いにおすすめ

デニーズの低アレケーキ、ベリーのソースが乗っていてとっても可愛いんです!

私も息子のを一口貰って味見したんですが、スポンジはふわふわ、クリームも重くなく、ベリーでさっぱりとした美味しさでした!

…ただ、いかんせんちょーっとお値段が張るんですよね。そしてさほど大きくもない・・・。

なので、我が家では「ちょっとしたお祝い」の際のメニューとして活用させてもらっています。

ココス

わが家の近くにはないので車で出かけたときなどに利用させてもらいます。

友人の中には、ファミレスと言ったらココス一択!という人もいるほどの熱狂的ファンがいるチェーン店ですよね。

低アレルゲンメニュー

低アレルゲンおこさまハンバーグプレート 特定原材料等28品目中_豚肉使用
低アレルゲンおこさまカレー 特定原材料等28品目中_豚肉使用
低アレルゲンおこさまドリア 特定原材料等28品目_全て不使用
低アレルゲン米粉パン 特定原材料等28品目_全て不使用
低アレルゲンいちごアイス 特定原材料等28品目_全て不使用

低アレルゲンのドリア

低アレメニューの定番といえばハンバーグとカレーですが、ココスではなんとおこさまドリアが頼めちゃいます。

私(母)は小麦粉大好きドリア大好きなので息子に「これを頼んでみて」とアピールするのですが、3歳の息子にはハンバーグとカレーが魅力的に感じるようです。。(母、ちょっと残念)

ジョナサン

ジョナサンのちょいレトロな雰囲気がなんとも言えず好きです。

低アレルゲンメニュー

それ以外で注文できそうなメニューは?

銀ひらすの西京焼き
フライドポテト
ちいさなさばの味噌煮

他のメニューとしては、ごはんやみそ汁も8品目不使用で注文できます。

和食をしっかり食べられるのが魅力

注目は銀ひらすの西京焼き。グランドメニューの中にしっかりと登場している商品を頼める幸せ!

ごはん・みそ汁・小鉢がついた「銀ひらすの西京焼き膳」もあり、8品目中小麦のみ使用になっています。(写真から推測すると、おそらく小鉢になっている切り干し大根の煮物で醤油を使用していると思われます)

息子は調味料くらいの小麦であれば食べられるので、こちらの定食でも大丈夫そうです。

下手すると「白米とフライドポテトで腹を満たしておくか…」みたいなことになってしまうアレルギー持ちとしては、他の人と並んで焼魚を食べられるっていうのは大きいですよね。

ロイヤルホスト

高級感のあるファミレスといったらロイホですね。ロイヤルホストは低アレメニューも充実!

低アレルゲンメニュー

低アレルゲン おこさまカレーライス 特定原材料等28品目中_大豆・ごま・牛肉・豚肉・鶏肉・りんご使用
低アレルゲン おこさまハンバーグプレート(ごはんor米粉パンから選択可能) 特定原材料等28品目中_大豆・豚肉使用
低アレルゲン 米粉のぷちパン 特定原材料等28品目_全て不使用
低アレルゲン おこさまガトーショコラ 特定原材料等28品目中_大豆使用

それ以外で注文できそうなメニューは?

おこさまフライドポテト 特定原材料等28品目中_大豆使用
おこさまソーセージ 特定原材料等28品目中_豚肉使用

単品メニューが充実

ロイヤルホストは、セットだけではなく単品で注文できるメニューが充実しているのがとてもありがたいです。

おこさまソーセージは、ソーセージだけでなくブロッコリーとコーンが添えられています。きちんと野菜が摂れるのも母としては嬉しいところ。さすがです。

アレルギーがあっても外食を楽しめる!

ファミリーレストランは子供連れの客層をターゲットとしているため、キッズメニューとしてアレルギー対応の商品が準備されています。

キッズメニューということもあり、店によっておもちゃがついてきたりポイントが貯まったりします。

また、食べられる量によっては単品で注文できる商品が充実している店の方が使い勝手が良かったり、イベントごとでしたらアレルギー対応のデザートメニューがあるとテーブルが華やぎます。

アレルギーがあるからと食事を家で済ませたり、お弁当を持参したりするだけでなく、アレルギーっ子でも食べられるメニューがある店舗で外食をするのも楽しいのでおすすめです。

一緒に食事ができるって幸せですよね!

  • アレルギーに関しては、執筆日現在の情報を記載しています。店舗や時期によって変更がある場合もございますので、公式サイトも合わせてご確認いただき、店員さんへご相談の上でご利用ください。
  • コンタミネーションの表記は省略しています。ごく少量でも反応する方はご注意ください。

十分ご留意いただき、アレルギーっ子との生活を楽しむ一助になれば幸いです^^

↓↓困ったときは専門のサイトを参考にさせていただきましょう!
日本アレルギー学会

アレルギー検査の種類

アレルギー検査にはいくつか種類があります。

血液検査

アレルゲンに対する血液中の「IgE抗体」を測定するというもの。採血から1〜2週間程度で結果が出ることが多いようです。

各アレルゲンに反応する抗体がどのくらいあるのかがわかり、その数値によって0〜6のクラスに分けられます。クラス0が陰性/微弱陽性、クラス1が弱陽性、クラス2〜6が陽性とされます。

ただし、値が高くてもアレルギー反応がない場合もあります。

皮膚テスト

血液検査とは別に皮膚テストという方法もあります。

皮膚に傷をつけて、アレルゲンを含む液体を垂らして反応を確認するもの。

アレルギーに対抗する細胞がある場合には赤み・腫れ・痒みなどの反応が出ます。

アレルギー検査を受けられる場所

アレルギー科

その名の通りアレルギー科を診療科としてもっている病院には検査体制があります。

検査の結果を受けてどう対処するかを専門の先生と相談できるという面ではアレルギー科で検査を受けるのがいいと思います。

息子も食物アレルギーであることがわかっていたので、かかりつけの小児科以外にセカンドオピニオンを検討していた際には近隣のアレルギー科を探していました。

皮膚科

皮膚科でもアレルギーの検査を扱っているところが多くあります。

接触皮膚炎の場合

”金属アレルギー”という言葉を目にしたり、”ゴム製品にアレルギーはありますか?”と問われたりしたこともある方は多いのではないでしょうか。

接触皮膚炎といって、原因となる物質が皮膚に接触し、それが刺激やアレルギー反応となってかぶれてしまう症状が出る場合は、皮膚科を受診することになります。

食物アレルギーも無関係ではない

また、最近の研究では、食物アレルギーと湿疹・アトピーとは深い関係があることがわかっています。

息子も大学病院に行くと毎回肌の様子をチェックしてもらい、肌荒れを徹底的に治すように指導され、塗り薬や保湿剤を処方してもらっています。

耳鼻科

花粉症の場合は耳鼻科

春になると悩ましい花粉症も代表的なアレルギーです。

夫も毎年耳鼻科で花粉症の薬を処方してもらっていますが、花粉症と言ってもスギ・ヒノキ・ブタクサ…と種類があり、微妙に時期が異なります。

花粉症の方は耳鼻科でアレルギー検査をしてもらってアレルゲンがはっきりすると不調の原因と改善の見通しが見えますね。

アレルギー検査は保険適用される?

保険適用するには医師の判断が必要

治療が必要かどうか

医師に診てもらい、治療(薬)が必要だと判断された場合や、食物負荷試験を実施するための資料とする場合などには健康保険および医療費助成が適用されます。

保険適用の場合の検査費用は3割負担で5000円程度の病院が多いようです。

息子の場合も健康保険&区の医療費助成でアレルギー検査の医療費負担は0円でした。

治療が不要なレベルの軽症だと自己負担

治療の必要性が感じられないほどの軽症の場合は、”健康診断”の扱いとなってしまうため保険対象外・自己負担となるケースが多くあるようです。この場合は子供の医療費助成も受けられません。

自己負担額は病院によって異なりますが、だいたい15,000円程度のところが多いようです。

「症状はないけど心配だから調べる」は健康診断扱い

保育園や学校で給食が始まると思うと、アレルギーが心配になって検査をしてほしいと思うパパさんママさんもいると思います。

しかし、この場合は完全に”健康診断”と扱われてしまい、健康保険は対象外・医療費助成も適用できません。

【体験談】かかりつけの小児科では検査しなかった

息子のアレルギーが発覚したのは5〜6ヶ月の頃、ミルクがゆでじんましんが出たので近所のかかりつけの小児科にかけこみました。

それとなく「検査とかって・・・?」と聞いてみた

かかりつけの小児科の先生によると、「血液検査の結果は完全ではなく、血液検査で反応が出ても食べられる子もいるし、食べられないけど血液検査で反応が出ない子もいる」とのこと。「だからウチでは検査しないんです」と言われてしまいました。

検査しないと言われた時の正直な気持ち

(私が理系出身だということもあって?)数値で見せて欲しかったというのは正直なところでした。

今考えると、「もしかしたらたまたま体調が悪かっただけかもしれない」と、息子のアレルギーを否定したい気持ちもあったのかもしれません。

しかし、やはり今までの経過を考えると特定の食品にアレルギーがあることは明らかですし、数値が出ることとアレルギーの有無は必ずしもイコールではないと言われ、そういうものかと納得していました。

【体験談】大学病院でアレルギー血液検査

初めての検査は2歳のとき・大学病院の初診

かかりつけから紹介状を書いてもらった

うちの息子は、2歳でかかりつけ医で紹介状を書いてもらって大学病院を受診。その初診で初めて血液検査をしました。

「これから食物負荷試験を行っていくので血液検査してみましょう」とのこと。

足のかかとから採血

看護師さんに処置室?へ連れて行かれる息子。

予防接種ではいつも泣くのでどうなることかと思っていましたが、2分ほどですぐに戻ってきました。

なんと足のかかとから採血したようで、かかとに小さな絆創膏を貼られていました。

本人はケロっとしていた

が、親の心配をよそに本人は至って平気な様子。

いつもと違う環境で「なんだなんだ!?」と思っているうちに採血がおわったようです。

看護師さんも「動かないで偉かったよねー」とのこと。緊張で固まっていただけでは…?笑

検査結果を見ながら治療開始

まずは小麦の食物負荷試験

かかりつけ医の指導で小麦を少量ずつ食べていたこともあり、まずは小麦の負荷試験(冷凍うどんを食べてみる)から行うことになりました。

負荷試験については別の記事で詳しくご紹介させていただきます。

卵の食物負荷試験も行う

小麦に続いて卵も負荷試験をおこないました。

2回目の検査は約1年後

乳製品の負荷試験を控えているため、血液検査を参考にする

「次は乳製品の負荷試験を行いましょう」という段階で改めて血液検査をすることになりました。

乳製品は生後5〜6ヶ月で反応が出て以来、ほぼ完全除去で来ているので、血液検査の結果をみてどの程度負荷するかを判断してくださるとのことです。

前回のアレルギー検査から約1年経っていた

小麦と卵の負荷試験と外来による問診を行なっていたら、前回アレルギーの血液検査をした時から約1年が経っていました。

子供は消化器の発達と共に自然とアレルギーがなくなっていくことも多くあるそうです。

2回目の血液検査を次回通院時に行うことになりました。結果については改めて記事にできたらと思っています。

まとめ

アレルギー検査は治療の必要性によって保険適用の可否が変わります。

まずは症状の相談のために病院に行き、必要に応じて検査を受けるかたちになります。

私も「数値で見たい!」という気持ちはよくわかります。安心というか、覚悟というか、「やっぱりこれに反応していたんだ」というものを明確に認識したいですよね。

多くの方が、検査を受けること自体が目的ではなく、検査を受けて結果が出たらアレルゲンとどう付き合うか・どう治療をおこなっていくかを考えたくて検査を希望されているんだと思います。

そこを押さえて、医師の先生にご相談するのがよいのかな、と思います。

ワーママの朝は忙しく、1秒でも無駄にしたくない。でも定番の時短朝食「アンパンマン野菜スティック」や「牛乳」でどうにかできないのがアレルギーっ子。

今日はそんなアレルギー持ち3歳息子の定番朝食をご紹介します。

(さらに…)

食物アレルギーを持っている子供は、保育園でどんな食事をどうやってとっているの?

ここでは、小麦・卵・乳製品にアレルギーがある私の子供(3歳)が、保育園でどのような給食・おやつをどうやって食べているのか、また、保育園の先生と保護者である私とのやりとりはどんなことがあるのかをご紹介します。

園での食事の方針(世田谷区立保育園)

息子が通っている世田谷区立保育園では、

  • 1ヶ月分の献立をもとに毎月「アレルギー面談」を実施し、対応を確認する
  • 対応食は保育園全体で1種類
  • 毎日の食事は調理師さんと担任の先生で相互に確認
  • 「自分の分」と「お友達の分」の区別がつくようになるまでは別テーブルで食事

という対応をとってくださっています。

ひとつずつ説明していきますね。

毎月「アレルギー面談」を実施

保育園では毎日11時すぎに食べる「昼食」と15時すぎに食べる「おやつ」が提供されます。

それぞれ1ヶ月分をまとめた献立表があり、その内容を毎月「アレルギー面談」という名前で確認しています。

アレルギー面談は

  • 園長先生または副園長先生
  • クラスの担任の先生
  • 栄養士の先生
  • 保護者

の4名で行います。(最初のうちはそこに看護師の先生も加わってくれていました)

栄養士の先生が、1日ずつその日のメニューを読み上げ、それぞれ「同じものを食べる」のか、「対応食を食べる」のかを説明、対応食の場合は「代わりに何を食べるのか」を説明してくれます。

アレルギー対応食は園で1種類

園長先生から説明されたときは少しわかりづらかったのですが、要は↓こーゆーことなんだなと理解しています。

例えば、同じ園に、卵にアレルギーがあるAちゃんと乳製品にアレルギーがあるBちゃんが通っているとします。

ある日のメニューにチーズオムレツがあった場合、Aちゃん(卵アレ)とBちゃん(乳アレ)が食べられないので、園としての対応食は「豚の塩焼き」の1種類で、AちゃんとBちゃんは二人とも豚の塩焼きを食べます。

Bちゃん(乳アレ)は卵は食べられるので「チーズだけ抜いたオムレツ」でもいいのですが、それだとAちゃんには別の対応食を準備しないといけないので、そういった対応はできないよ、ということですね。

ちなみにこの日小麦にアレルギーがあるCちゃんはチーズオムレツを食べます。

調理さんと担任が毎日相互確認

毎日の食事は、保育園の中で調理してくれています。

息子の分は、息子の名前がテプラで貼り付けてあるお盆に乗せて、提供されています。普通のお盆に「◯◯◯◯(息子のフルネーム)」「小麦 除去」「卵 除去」「乳製品 除去」とカラフルなテプラが貼られており、大人が見れば一目瞭然な状態。

毎日、担任の先生がアレルギー面談で確認した献立表を持参して調理室の前で「◯◯くん、牛乳は麦茶で対応です。かきたま汁は卵除去です、他はみんなと一緒です」と相互確認をしてくれているそうです。

3歳になった今は、自分も一緒に調理室の前についていって「◯◯(名前)です!」と言って自分の分を受け取りに行くのを手伝って(?)いるそうです。

家でも遊びながら「むぎちゃでたいおうでーす」と言っていて、先生が日々しっかりと確認してくださっているんだなと感じます。(アリガタイ!)

「自分の分」と「お友達の分」の区別がつくまでは別テーブル

配膳までは厳密に管理してくれたとして、食べるときにはどうなるの?っていうのがこの内容。

クラスのみんなで一緒に「いただきます!」のとき、アレルギーのないお友達は、一つのテーブルを4人で囲むかたちで席につきます。

一方うちの子供は、少し離れたところで一つのテーブルを独占!

自分の分とお友達の分が理解できるまでは、お友達のお皿に手を伸ばしてしまったり、お友達から「どうぞ」されてしまったりするのを防ぐために別のテーブルで食事です。

少し寂しそうだなと思わないこともないですが、ここは安全のため。

まぁゆうても本人は、食事介助の先生を独り占めできてまんざらでもない様子だったりします。笑

気になることはとことん聞く!

食事の様子などは、保育参観の日に見せていただけました。1歳児クラスの時は少し離れた位置に一人ぽつんという感じで食べていた息子ですが、2歳児クラスの現在は4にんがけのお友達のテーブルの横に少し小さめな専用テーブルをつけてもらい、楽しそうに一緒に食べていました。

担任の先生は、「保育参観に設定していなくても、見たい日に言ってくれればいつでも来ていただいて大丈夫ですよ〜^^」と言ってくださいます。

夕方迎えに行く時にも、食事の際にちょっとした変化があった際には細かく教えてくださいます。「今日はみかんを食べ終わった後で少し口の周りが赤くなっていました。10分くらいですぐ赤みがひいたので大丈夫だと思いますが、様子を見てください」など。

預け出した頃は心配なことも多かったですが、細やかな情報交換をしていただき、今では先生を信頼しています!

毎月のアレルギー面談で定期的に園長先生や栄養士の先生とも会話をする機会があるのもありがたいなと思っています。みなさんかなりしっかりと子供のことを見てくれていて、「おやつは蒸しパンよりもおにぎりの方が好きですかね?おにぎりの方が食べっぷりがいいので今月はおにぎり多めにしました!」などというプチカスタマイズまでしてもらっている息子。笑

保育園の食事、心配なこともあると思いますが、気になることは気軽に相談してみてください。きっと快くお答えいただけると思います!!

食物アレルギーを持っている子供を保育園に入園させたい!でも不安・・・。保育園はどんな対応をしてくれるんだろう??私も入園させる前はそんな気持ちでいっぱいでいろんなサイトを検索しました。

小麦・卵・乳製品にアレルギーがある子供を保育園に入れるにあたっての流れをご紹介したいと思います。

うちの子供は、離乳食の段階で小麦・卵・乳製品にアレルギーがあることが発覚しました。

母親である私は1歳の4月入園で仕事復帰をしたく、保育園に入れようとは思うものの、保育園での食事にはとても不安がありました。ここでは私が子供を保育園に入れる際に気にしたポイントと、実際に保育園の先生とどのようなやりとりをしたのかをまとめます。

入園が決まった!入園説明会とは別に個別面談がある

申し込みの資料には「食物アレルギー(小麦・乳製品・卵)あり」という記載のみ、もちろん見逃されるなんてことはないだろうけど、どんな対応をしてくれるんだろう・・・??と不安だらけでした。

アレルギー有無に関わらず、全員が入園前の個別面談を受けます。だいたい1時間程度だったと記憶しています。

園長先生と、私と、夫、それから息子で保育園へ伺い、事務所で話をすることに。

 

看護師の先生が同席することも

看護師が常駐する園とそうでない園の違い

息子が入園する保育園は0歳児からの保育をおこなっている園のため、保育士さんとは別に看護師さんが常駐しています。実はココもこの園に入園を決めたポイントのひとつでした。

もう一つ迷っていた園があって、そちらは0歳児がない園。1歳4月入園を考えていたので、0歳児からの進級がない(=新規入園の人数枠が大きい)のは魅力的だったのですが、1歳児からの園は看護師さんが常駐する必要がないらしく、「近隣の病院と提携しています」といった案内だけでした。

アレルギー持ちの息子を預ける親としては、やはり何かあった時に医療の知識がある方が近くにいていただけるのは安心感があります。実際に保育園に通い出してからは、アレルギー症状の疑いがある時や発熱があった時に限らず、転んだ時・目にゴミが入った時など、ちょっとしたことでも保育士の先生が対応してくださっていて、とてもありがたいです!

入園前面談の具体的な内容

通常の入園前面談の内容

通常の面談の内容として通勤時間や慣らし保育の方向性(どのくらいの時間をかけたいか、など)を話し合います。

園長先生も柔らかな雰囲気で話を聞いてくださいます。

慣らし保育などは全く想像がつかなかったのですが、園長先生の方から「じゃあこんな感じでどうですか?」と提案していただけたので、イメージがわきました。

アレルギーに関しての内容

ひととおりのお話をした後、園長先生から「申請書に記載いただいていますが、アレルギーについてもお話させてください」と話を振っていただきました。

いつ頃・どのような症状が出たのか、どのような対応をしているのか、などじっくりと話を聞いていただきました。

園長先生も、看護師の先生もたくさんメモをとってくださります。

私が話したのは以下の内容です。

症状についてはスマホの写真を見せながら説明すると、理解してもらいやすかったです。

園での食事の方針(世田谷区立保育園)

息子が通っている世田谷区立保育園では、アレルギーっ子に対して

という対応をとってくださっています。

この内容については、こちらの記事で詳しく説明していますので、ご覧になってください。

地震など緊急時の対応方法

園長先生からのお話で特に印象に残っているのは、緊急時の対応もお話してくださったことです。

地震などに被災して避難が必要になった場合、誤食のないように「これこれの食材にアレルギーがあります」といったゼッケンをつけられるとのこと。

これに対して、「アレルギーがあるという個人情報ではありますが、緊急事態の場合はこんな対応をしようと思っています、よろしいですか?」と確認してくださいました。

安全面・個人情報面の両面にご配慮いただき、とても安心したことを覚えています。

アレルギーに関する書類提出の指示

この他、医師の名前で区に対してアレルギー対応を依頼する書類を提出されるよう言われ、そのフォーマットを渡されました。

かかりつけの小児科に提出すると、サラサラサラ〜っと書いてもらえる内容です。

うちは(エピペンなど)発症した際の薬を指導されていないので預薬に関する書類はありませんでしたが、そういったものがある方にはそれ用の書類があるようです。

気になることはとことん聞いて大丈夫!

入園前の面談も、入園後の先生も、みんなとことん話を聞いてくださります。

先生方もプロですし、他にもアレルギー持ちの子は何人もいるので体制はしっかりしています。

(もちろん何かあったら一大事なので、先生方もかなり気を配ってくださっている印象です)

「保育園の対応ってどうなのかな?」と心配になっている方の力になれたら嬉しいです。

心配は絶えないと思いますが、一緒に頑張りましょう!

アレルギーに関しては、あくまでもうちの息子の場合についてご紹介させていただきました。
地域によって・園によって、対応に違いがあると思いますのでご了承ください。